災害福祉広域支援ネットワーク
災福ネット(長野県災害福祉広域支援ネットワーク協議会)とは
~災福ネットは、災害時の福祉支援の仕組みづくりに取り組んでまいります。~
新着情報
- <NEW>「長野県災福ネットBCPセミナー」を開催します。(2024/10/18開催)
- <NEW>「臨時福祉避難所立上げセット”の配備にご支援を!」クラウドファンディング実施中!
災福ネット設立の背景
近年災害が相次ぐ中で、被災地の避難所での福祉的支援の不足や福祉避難所の準備不足が指摘され、結果として災害関連しなどの2次被害を防ぎきれていないと指摘されています。
東日本大震災後、岩手県では経験を踏まえ、官民共同で「災害派遣福祉チーム」を養成、運用するネットワーク組織を結成しました。この活動が各都道府県に普及しはじめ、厚生労働省では平成30年5月「災害時の福祉支援体制の整備に向けたガイドライン」定め取り組みを推進しています。令和3年3月末において41団体で構築済、5団体で構築中となっています。各団体で災害派遣福祉チームのチーム員登録研修を行い、約6000名が全国で登録されている。長野県では、県的福祉団体と県行政等の団体が、約2年間の準備を経て、平成31年2月に災福ネットを設立しました。
災福ネットの目指すもの
構成と役割
①福祉事業所間の相互応援
- 事業所間の災害時相互応援の仕組みづくりの促進
- 社会福祉施設等のBCP作成のための研修・モデル事業
- 福祉避難所の設置・運営訓練の実施促進
②災害派遣福祉チームの養成
- 災害派遣福祉チーム(長野県ふくしチーム)員養成講座
- チーム員研修(年2回)、ネットワークセミナーの実施
- 県、市町村への防災訓練への参加、講師派遣等
③福祉団体間の連携
- 団体ごとの災害福祉支援の取組状況を把握しながら連携の促進
- 避難確保計画の作成、福祉避難所運営のマニュアルの作成支援
- 災時要配慮者の名簿運用、個別避難計画の作成支援
- 災害時住民支え合いマップや災害福祉カンタンマップを活用した支援展開の促進
災福ネット構成内容
協議会は25の団体から構成されており長野県ふくしチーム員は180名の方が登録(令和6年4月現在)
長野県ふくしチーム員について
長野県ふくしチーム員は災害発生時にふくしチーム員として活動が見込まれることから、所属事業所からの推薦(様式第1号の1)もしくは災福ネット構成団体の推薦(様式第1号の2)をしてもらい、年間1度開催される長野県ふくしチーム員養成研修を受講していただいた後、推薦書と別紙登録シートを構成団体(事業所推薦の方は災福ネット事務局)へ郵送していただき登録となります。
令和5年度(2023年度)の取組
- 災害派遣福祉チームの養成及び更新研修(令和5年6月 2会場にて集合開催)
- 長野県総合防災防災訓練へ参加(令和5年10月)
- キッチンカー防災訓練(令和5年11月)2回
- 長野県ふくしチーム員研修(令和5年12月 2会場にて集合研修)
- 原村役場防災訓練へ参加(令和5年9月)
- 能登半島地震における支援活動 長野県ふくしチームの派遣(令和6年1~3月)
- 災福ネットセミナーの開催(令和6年2月)
令和4年度(2022年度)の取組
- 災害派遣福祉チームの養成及び更新研修(令和4年6月 4信地区にてオンライン開催)
- 災害派遣福祉チーム 技能維持向上研修開催(令和4年9月)
- 長野県総合防災防災訓練へ参加(令和4年10月)
- キッチンカー防災訓練1(令和4年11月)
- 災害派遣福祉チームの養成及び更新研修 第2回(令和4年12月 オンライン開催)
- 災害派遣福祉チーム リーダー研修(令和4年12月)
- 災福ネットセミナーの開催(令和5年2月)
- キッチンカー防災訓練2(令和5年3月)
令和3年度(2021年度)の取組
- 災害派遣福祉チームの養成及び更新研修(令和3年6月 2日間×2回 オンライン開催)
- 災害派遣福祉チーム学習会 地区別開催(令和3年8月)
- 長野県総合防災防災訓練へ参加(令和3年11月)
- 災害派遣福祉チーム学習会(技能維持向上研修)(令和3年12月)
- 災福ネットセミナーの開催(令和4年1月)
令和2年度(2020年度)の取組
- 新型コロナ感染症対策、事業所ヒアリング
- 防護服プロジェクト
- 防護服作成方法等の詳細は ⇒ こちら
〇衛生用品備蓄プロジェクト要項
・防護服エントリーシート(買取用)(終了)
・防護服エントリーシート(ボランティア用)(終了) - 災害派遣福祉チームの養成及び更新研修(令和2年6月 4信地区別4日間 オンライン開催)
- 災害派遣福祉チームの特別学習会(実践訓練)
- 災害派遣福祉チームの地区学習会(令和2年8月及び12月)
- 災害福祉支援ネットワークセミナーの開催(令和3年1月 オンライン開催)
【冊子】「令和元年東日本台風災害 福祉施設の避難行動に学ぶ」を作成しました
令和元年東日本台風災害発生から1年が過ぎました。その中で、今後各地の施設、事業所のBCP、BCM作成のための事例として、甚大な被害を受けた長野市北部地域の各施設の対応状況を事例集としてまとめましたので、ご活用いただければ幸いです。
令和元年度(2019年度)の取組
- 災害派遣福祉チームの養成研修(令和元年8月7日長野会場・8月8日松本会場)
- 災害派遣福祉チームの派遣訓練(台風第19号災害に発生に伴い中止)
- 災害福祉支援ネットワークセミナーの開催(令和2年1月17日)
- 協議会の運営と構成団体間の連携促進
[令和元年度台風第19号災害への対応]
平成31年2月に発足した災福ネット(長野県災害福祉広域支援ネットワーク協議会)は、令和元年10月に発生した台風第19号災害に際して、長野県ふくしチームを避難所に派遣するなど初めて災害支援に取り組みました。災福ネットでは、避難所支援、事業所支援、地域連携の3つの支援に一体的に取組むことを方針として支援活動を展開しました。
平成30年度(2018年度)の取組
福祉避難所緊急実態調査について
まちづくりボランティアセンター 連絡先
〒380-0936 長野市中御所岡田98-1
TEL:026-226-1882 FAX:026-227-0137